ファクタリングとは?

借り入れとは違う新しい資金調達方法として、多くの企業様がご利用されているファクタリングについて詳しくご説明していきます。

ファクタリングとは「企業様(御社)が保有している売掛金をファクタリング会社(ファクター)が企業様に対して償還請求権無しで『完全に買取する』ことにより、売掛先の支払サイトの期日前にお支払いして企業様に資金を提供する仕組みのこと」で、ファクタリングの方法には、2 社間と3 社間の契約形態があります。

【2社間ファクタリング】


2社間ファクタリングは、契約・取引はお客様のみと行ないます。お客様の取引先(売掛先)へは一切通知せず、信用調査のみを行ないます。取引のポイントとしては、買い取った売掛金はお客様にて回収いただき、弊社に引渡しするお取引となります。

メリット :取引先(売掛先)に通知されない

【3社間ファクタリング】


お客様は売掛債権の素早い現金化が可能となります。本来の入金期限がくると、取引先(売掛先)はお客様ではなく弊社に入金を行います。
3社間ファクタリングは、お客様と弊社が取引先(売掛先)に対してファクタリングを利用することを通知し、弊社が売掛債権を買い取ります。

メリット :2社間取引より手数料が安い

 Check! 

ファクタリングは、通常「お客様、売掛先(取引先)、ファクタリング会社」の3 社間で行われます。売掛先(取引先)から承諾をもらい、お客様に資金を提供した後、売掛先(取引先)から直接資金を回収する方法です。しかし、この方法ですと売掛先(取引先)に資金繰りが伝わり、不安を抱かせてしまう可能性があります。

売掛先(取引先)に資金繰りを知られたくないお客様には売掛先を介さずに、お客様とファクタリング会社で行う2 社間ファクタリングをお勧めしています。

経済産業省も推奨


経済産業省が公表した「中小企業における資金調達の課題」によると、日本のファクタリング利用率は米国と比較すると圧倒的に低く、売掛金に代表される流動資産で資金調達を活性化させる必要があるとしています。

日本国内では未だ不動産担保による融資が殆どですが、米国ではファクタリングは全体の15%程が証券化されており、メジャーな資金調達手段として利用されています。